古い車の板金塗装注意点とは?

コラム

古い車(10年以上経過)を板金塗装する際には、注意点がいくつかあります。

古い車は長年使用している間に錆びが発生していることが多く、板金作業後に錆びが再発するリスクがあります。
錆びの広がり具合によっては、錆び取り処理や防錆処理が必要になるため、追加費用が発生するケースがあることをご理解下さい。

錆を防ぐには層ごとの正確な塗布が必要です。
パテ埋め、プライマー塗布、ベースコート、クリアコートの順番で、正確に塗布を行うことが大切です。

そして古い車は経年変化や紫外線による褪色で変化しています。
古い車を板金塗装する場合、新しい塗料の色が既存の色と合いにくくなり、仕上がりが不自然になる場合があります。

オリジナルの塗料が廃版になっていることがありますから、いかに近い色を調色するか、整備士の腕の見せ所でといえるでしょう。

また古い車は車体の強度低下が考えられます。
板金作業中に、さらに車体が損傷するリスクがあり、修繕不可能になる可能性もあります。

基盤の安定感がない場合はパテ埋め、プライマー塗布、ベースコートで強化して、塗装剥がれや崩れが起きない対策が必要です。

福岡県那珂川市近郊エリアにお住まいで、古い車の板金塗装を希望される方はお気軽にお問い合わせください。

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